勅使河原霞(読み)テシガハラ カスミ

20世紀日本人名事典 「勅使河原霞」の解説

勅使河原 霞
テシガハラ カスミ

昭和期の華道家 草月流家元(2代目)。



生年
昭和7(1932)年10月20日

没年
昭和55(1980)年8月6日

出生地
東京

本名
武田 霞

学歴〔年〕
白百合学園中等部〔昭和24年〕卒

経歴
草月流の創始者、蒼風の長女で中学時代から父に本格的にいけばなを教えられ、昭和28年霞教室を開設し、草月流のアイドル的存在となる。また海外にまでいけばなを紹介したほか、オブジェ絵画彫刻インテリアなど多方面で活躍し、一時は数々のテレビ番組に出演。54年9月父が死去したあと10月、2代目家元を襲名するが、1年足らずで脳腫瘍のため死去した。著書に「草月の四季」「花の断章」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勅使河原霞」の解説

勅使河原霞 てしがはら-かすみ

1932-1980 昭和時代後期の華道家。
昭和7年10月20日生まれ。勅使河原蒼風の長女。昭和28年草月流師範として教室をひらき人気をあつめる。生け花を海外にも紹介し,絵画や彫刻などの分野でも活躍。54年2代家元をつぐ。昭和55年8月6日死去。47歳。東京出身。著作に「草月の四季」「花の断章」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「勅使河原霞」の解説

勅使河原 霞 (てしがはら かすみ)

生年月日:1932年10月20日
昭和時代の華道家。草月流家元
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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