勝賀城跡(読み)かつがじようあと

日本歴史地名大系 「勝賀城跡」の解説

勝賀城跡
かつがじようあと

[現在地名]高松市鬼無町佐料など

勝賀山(三六四・一メートル)山頂を中心に構築した山城跡。香西氏の本城という。山頂からは東・南に開けた高松平野眼下に収め、北方瀬戸内海を眺望できる要地に位置する。山頂部の遺構は、本丸跡を中心とする主要部が南寄りに位置し、次いで北東部にかけて緩やかな階段状の郭が連なる。さらに北側の急斜面を下った山腹にも一つの郭が構築され、大きく三段階の構えとなる。中心部の本丸跡は南北六〇メートル・東西四〇メートルほどの矩形をなし、周囲に底辺六―七メートル、内高一―二メートル、外高三―四メートルの土塁によって囲まれている。土塁は基底部に腰巻石垣をめぐらし、北東部には食違い、南東部に開口がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む