化城(読み)ケジョウ

精選版 日本国語大辞典 「化城」の意味・読み・例文・類語

け‐じょう‥ジャウ【化城】

  1. 〘 名詞 〙 ( 神通力をもって化作した城郭の意 ) 仏語法華経に説く七喩の一つ。大乗究極のさとりを宝所にたとえて、そこに達する途中の、遠くけわしい道で、人々が脱落しないよう一行導師が城郭を化作して人々を休ませ、疲労の去った後、さらに目的の真実の宝所に導いたというたとえ。大乗の涅槃(ねはん)に達する前段階としての小乗方便の涅槃をいう。
    1. [初出の実例]「第三従道師多諸方便以下。名為設化城譬」(出典法華義疏(7C前)三)
    2. 「さればにや証果の羅漢も しばらく化城に留まりて 漸く宝所に到らしむ」(出典:宴曲・宴曲集(1296頃)四)
    3. [その他の文献]〔王維‐登辨覚寺〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む