デジタル大辞泉 「化膿性髄膜炎」の意味・読み・例文・類語 かのうせい‐ずいまくえん〔クワノウセイ‐〕【化×膿性髄膜炎】 化膿菌によって起こる髄膜炎。菌が頭部外傷や中耳炎などから波及したり、膿胸や心内膜炎などの病巣から血流によって運ばれたりして起こる。頭痛・発熱・意識混濁などの症状を呈する。細菌性髄膜炎。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「化膿性髄膜炎」の意味・読み・例文・類語 かのうせい‐ずいまくえんクヮノウセイ‥【化膿性髄膜炎】 〘 名詞 〙 脳や脊髄をとりまく柔らかい髄膜に化膿菌が感染して起こる急性の炎症。寒け、高熱にはじまり、激しい頭痛、嘔吐、意識混濁のほか、首がかたくなり、触れただけでも痛む。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の化膿性髄膜炎の言及 【髄液】より …髄液の外見や細胞成分も重要で,脳内出血では血性となるが,乏血性梗塞(こうそく)ではならない。また化膿性髄膜炎では好中球がより増加し,ウイルス性あるいは真菌性髄膜炎ではリンパ球がより増加する。またこれらの病原体を同定できることもあり,脳腫瘍や髄膜癌腫症などでは腫瘍細胞が検出されることがある。… ※「化膿性髄膜炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by