20世紀日本人名事典 「北島正元」の解説
北島 正元
キタジマ マサモト
昭和期の日本史学者 東京都立大学名誉教授。
- 生年
- 大正1(1912)年8月7日
- 没年
- 昭和58(1983)年11月1日
- 出生地
- 新潟県柏崎
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学文学部国史学科〔昭和10年〕卒
- 学位〔年〕
- 文学博士〔昭和37年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 日経・経済図書文化賞〔昭和37年〕「江戸商業と伊勢店」
- 経歴
- 愛知県史編纂員、徳川家達伝記編纂主任、島根青年師範教授などを経て、昭和25年新潟大学助教授、26年東京都立大学助教授、34年教授を歴任し、51年退官。その後立正大学教授、早稲田大学客員教授などを務めた。また関東近世史研究会会長として後進の育成にも尽した。著書に「近世日本農村社会史」「江戸時代」「江戸商業と伊勢店」「江戸幕府の権力構造」「徳川家康」「水野忠邦」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報