北村重頼(読み)きたむら しげより

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北村重頼」の解説

北村重頼 きたむら-しげより

1845-1878 幕末-明治時代の武士,軍人
弘化(こうか)2年生まれ。土佐高知藩馬廻役。鳥羽(とば)・伏見(ふしみ)の戦いの際,藩の命令をやぶり薩長軍にくわわる。のち板垣退助のもとで甲斐(かい)勝沼,会津(あいづ)などを転戦。明治5年陸軍中佐。西南戦争がおきると帰郷し,高知県内の挙兵計画の鎮撫にあたった。明治11年3月2日死去。34歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android