北高全祝(読み)ほっこう ぜんしゅく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北高全祝」の解説

北高全祝 ほっこう-ぜんしゅく

1507-1587* 戦国-織豊時代の僧。
永正(えいしょう)4年生まれ。曹洞(そうとう)宗。広碩禅師について出家越後(えちご)(新潟県)雲洞庵の不点存可に師事し,その跡をつぐ。のち甲斐(かい)(山梨県)の武田信玄の招きで信濃(しなの)(長野県)竜雲寺の中興開山(かいさん)となった。天正(てんしょう)14年12月2日死去。80歳。出羽(でわ)出身。俗姓は源(みなもと)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android