北高田村(読み)きたたかだむら

日本歴史地名大系 「北高田村」の解説

北高田村
きたたかだむら

[現在地名]長野市高田 上高田かみたかだ中村なかむら川端かわばた五分一ごぶいち北条きたじよう

東は西尾張部にしおわりべ村と境し、西は七瀬河原ななせかわら村と境し、南は南俣みなみまた村と、北は三輪みわ村・平林ひらばやし村・西和田にしわだ村と境する。古代は芋井いもい郷に属すといい、中世は高田郷と称した。村の中央を北八幡きたやわた川が東流し、南に南八幡みなみやわた川が東に流れ、水利に恵まれている。

村名の初見は慶長七年(一六〇二)の川中島四郡検地打立之帳(小柳文書)で、「九百四石八斗四升五合 北高田村」とある。古くは南高田村とともに高田郷といい、一郷であったが、享徳三年(一四五四)頃南北二村に分離した(諏訪御符礼之古書)


北高田村
きたたかだむら

[現在地名]長浜市高田町たかだちよう

長浜町の東に接し、北はみや村、南東は南高田村。寛永石高帳に高二二〇石余とあり、彦根藩領二〇〇石余、八幡宮領一九石余、寛文四年(一六六四)の彦根領分高帳(間塚文書)によると定免で六ツ五分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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