…18世紀から19世紀を通じて,地域生物群の調査は生物学の主要な目標であった。その中で,地域ごとに生物群の種類の組合せには似かよりの程度がさまざまだが,それらを比較するとよく似た生物種の集合が認められる地域があることが認識され,生物相の区系概念が形成された。また,かけ離れた地域間に,目だって類似した種の組合せの生物群が分布している現象も見いだされた。…
※「区系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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