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植物相 しょくぶつそうflora

翻訳|flora

7件 の用語解説(植物相の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

植物相
しょくぶつそう
flora

フロラともいう。特定の限られた地域や水域に分布,生育する植物の全種類をいう。特定の植物群について菌類相,藻類相など,地域について小笠原諸島の植物相など,生活環境について高山植物相,氷雪植物相など,生活形群について浮遊植物相,底生植物相,着生植物相などのように,いろいろの側面からまとめることができる。

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知恵蔵の解説

植物相

特定の場所に分布・生育する植物の全種類。動物相と合わせて生物相を構成する。よく似た言葉に植生があるが、こちらは、植物相のうち代表的な植物によって地域の特徴を代表するもの。植物相の地理的な区分は植物区系呼ばれる。現在最も一般的に用いられているのは、全北植物区系界旧熱帯植物区系界新熱帯植物区系界オーストラリア植物区系界、ケープ植物区系界南極植物区系界(動物相の大洋区にほぼ対応)の6つの区系界に分け、これをさらに区系区に細分する方式。

(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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デジタル大辞泉の解説

しょくぶつ‐そう〔‐サウ〕【植物相】

一定の区域内に分布する植物の種類。フローラフロラ

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百科事典マイペディアの解説

植物相【しょくぶつそう】

フロラfloraとも。特定の限定された地域内に分布し,生育する植物の全種類をいう。現在の植物相はおもに地史的な気候と地形変動によって成立していると考えられる。植生がその地域の代表種によって表現されるのに対し,植物相は各地域の全植物種が比較され,区分される。
→関連項目植物区系フロラ

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世界大百科事典 第2版の解説

しょくぶつそう【植物相 flora】

地球上の全体から,一つの大陸,あるいは一つの山塊や,その中の一つの谷と,その空間的スケールはさまざまであっても,ある限定された地理的空間に見いだされる植物の種のまとまりを植物相(フロラともいう)と呼ぶ。あらゆる時代の地理的探索において,たとえば,それが生活のための食糧採集であっても,人間はその地域に生育する植物に注意をはらってきたし,異なる地域におもむくと,異なる植物の種に出会うという観察を積み重ねてきた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

植物相
しょくぶつそう

一つの地域の植物の種類相をいう。具体的にはその地域の植物の総目録であり、動物相と並び生物相の一部をなす。[大場達之]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の植物相の言及

【生物相】より

…ある地方に生息する動・植物の種類組成をさす。動・植物に分けて動物相植物相,さらに類別して,鳥相,哺乳類相,昆虫相,あるいは環境別にとらえて,森林動物相,ブナ林鳥類相,また潮間帯生物相などと限定できる。生物相は,何が(種類),どこに(地理分布),どんな環境に(生態分布),どのくらい(密度,生物量)いるかを明らかにし,さらに食物連鎖などによる群集構造としての把握,その系列におけるエネルギーの流れ(群集経済),種間の社会関係(群集機能)などの分析に進むために不可欠の基礎データである。…

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