十六橋(読み)じゆうろくきよう

日本歴史地名大系 「十六橋」の解説

十六橋
じゆうろくきよう

猪苗代町翁沢おきなさわと会津若松市みなと赤井あかいとを結んで日橋につぱし川に架かる。近世には耶麻郡くち村と会津郡赤井村とを結び、二本松街道脇道が通っている。また東方から若松城下方面に向かう際に関門の役割も果していた。「会津風土記」には戸口橋とみえ「跨会津麻耶二郡十五断続処畳石為柱長四十六歩」と記される。このように昔から杭を石でいくつか築いてこの間を桁で渡してつないでいたが、これが一六断(段)あったことが橋の名の由来と伝える。「新編会津風土記」によると、天明六年(一七八六)から大規模な修造が行われ、同八年二三段・総長四八間、左右の勾欄まで石造の頑丈な石橋に架替えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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