デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十束井斎」の解説 十束井斎 とつか-せいさい 1783-1843 江戸時代後期の蘭方医。天明3年生まれ。遠江(とおとうみ)(静岡県)掛川藩医十束隆賢の養子。江戸で桂川甫周に医学,蘭学をまなぶ。一時,罪をえて郷里で蟄居(ちっきょ)。のちふたたび江戸に出,馬場佐十郎の門にはいる。甫周の子の甫賢や戸塚静海をおしえた。天保(てんぽう)14年9月死去。61歳。本姓は西川。名は特達。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例