十河晋斎(読み)そごう しんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十河晋斎」の解説

十河晋斎 そごう-しんさい

1828-1904 幕末-明治時代の漢学者
文政11年生まれ。代々陸奥(むつ)二本松藩(福島県)藩士江戸安積艮斎(あさか-ごんさい)の門にはいり,さらに昌平黌(しょうへいこう)にまなぶ。32歳のとき十河杢左衛門(もくざえもん)の養子となる。維新後,京都府御用掛となり,のち東京で説文会を再興音韻,説文の学に精通した。明治37年1月3日死去。77歳。本姓は佐倉。名は定保

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android