十津川の変(読み)とつかわのへん

百科事典マイペディア 「十津川の変」の意味・わかりやすい解説

十津川の変【とつかわのへん】

天誅(てんちゅう)(忠)組の変とも。1863年孝明天皇大和(やまと)行幸に応じて討幕軍を起こす目的で,土佐(とさ)の吉村虎太郎備前(びぜん)の藤本鉄石ら尊攘激派が公卿中山忠光首領に擁し大和十津川の郷士を中心に天誅組を組織,同年8月17日挙兵した事件。翌日の文久3年8月18日の政変で行幸は中止され孤立,諸藩兵の追討を受けて9月壊滅した。→尊王攘夷運動倒幕運動
→関連項目天誅組

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 政変

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む