十陵(読み)ジュウリョウ

デジタル大辞泉 「十陵」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐りょう〔ジフ‐〕【十陵】

平安時代以降、朝廷が特に尊重し、荷前のさきの使いを派遣した天智光仁桓武天皇など10陵墓年代によって異同がある。

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精選版 日本国語大辞典 「十陵」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐りょうジフ‥【十陵】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代以来、政府が特に尊重し、年末荷前(のさき)の使を派遣した、天智天皇陵・光仁天皇陵・桓武天皇陵など一〇の陵墓。歴代天皇の即位のたびに加除するので一定しなかった。
    1. [初出の実例]「先是、天安二年十二月九日定十陵四墓、献年終荷前幣」(出典日本三代実録‐貞観一四年(872)一二月一三日)

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