千里の道も一歩から(読み)せんりのみちもいっぽから

故事成語を知る辞典「千里の道も一歩から」の解説

千里の道も一歩から

大きなことを成し遂げるには、手近なところから着実に始めていくことが肝要であることのたとえ。

[使用例] いっぺんには天下はとれぬ。千里のも一歩からだという。まず奈良屋巨富をねらうことだ[司馬遼太郎*国盗り物語|1963~66]

[由来] 「老子―六四」の一節から。どんなトラブルでも、それが始まって間もないうちの方が対処がしやすいことのたとえとして、「千里のこうそっより始まる(一〇〇〇里もあるような長い旅路も、足下の一歩から始まる)」と述べています。現在では、大きなトラブルについてではなく、大きな事業について使われます。なお、「里」は昔の長さの単位で、古代の中国では、だいたい四〇〇メートル程度です。

〔異形〕千里の道も一歩より起こる。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

デジタル大辞泉「千里の道も一歩から」の解説

千里(せんり)の道(みち)も一歩(いっぽ)から

遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の道も一歩より起こる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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