卓袱屋(読み)チャブヤ

デジタル大辞泉 「卓袱屋」の意味・読み・例文・類語

ちゃぶ‐や【×袱屋】

明治開化期に横浜神戸などにできた小料理屋。主に外国の下級船員を相手とし、売春婦をかかえている店が多かった。

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精選版 日本国語大辞典 「卓袱屋」の意味・読み・例文・類語

ちゃぶ‐や【卓袱屋】

  1. 〘 名詞 〙 横浜・神戸などの開港場中心に、主に外国人相手に開かれた軽飲食店、または小料理屋。卓袱店。ちゃぶちゃぶや。
    1. [初出の実例]「日本人がおいらの食店(チャブヤ)へ来て飲食をして」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇)

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