卓識(読み)タクシキ

デジタル大辞泉 「卓識」の意味・読み・例文・類語

たく‐しき【卓識】

すぐれた判断力や考え。すぐれた見識卓見
[類語]達見達識

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精選版 日本国語大辞典 「卓識」の意味・読み・例文・類語

たく‐しき【卓識】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれた判断力やしっかりした考え。立派な見識。卓見。
    1. [初出の実例]「竊嘆曰、陋哉、史臣之無卓識也」(出典:古学先生文集(17C後頃)六)
    2. 「一向に経絡は無用のものと覚悟せられしは、千古の卓識と称すべし」(出典:形影夜話(1810))

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普及版 字通 「卓識」の読み・字形・画数・意味

【卓識】たくしき

すぐれた見識。宋・李綱〔潘子賤竜図に与ふる書〕爲に其のを剪(き)り、粗(ほぼ)條理をし、卓聞の士を得て、相ひ與(とも)にし、(まろう)淬(さいれい)し、其の是なるを證し、其の非なるを黜(しりぞ)け、其の未だ至らざるせんことを思ふ。

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