出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
南アフリカ戦争の勝者イギリスの影響下で1910年に発足。ケープ,ナタール,オレンジ自由州,トランスヴァールの4州からなるイギリス連邦内の自治領。しだいに苛烈な人種支配体制を強化,61年イギリス連邦から離脱,南アフリカ共和国となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
アフリカ南部にある南アフリカ共和国の旧称。
[編集部]
…しかしケープ長官A.ミルナーは99年ボーア戦争を起こし,1902年イギリスはボーア人に勝利した。戦後イギリスはボーア人との和解を図り,10年にケープ,ナタール,トランスバール,オレンジ自由州の4州から成る南アフリカ連邦が成立した。 連邦最初の首相となったボータLouis Botha(1862‐1919)の政府は,鉱山での白人労働者を保護するため,最初の人種差別法といわれる〈鉱山・労働法〉を1911年に制定し,13年にはアフリカ人を原住民指定地に隔離する〈原住民土地法〉を立法化した。…
※「南アフリカ連邦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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