南沙諸島(読み)ナンサショトウ

デジタル大辞泉 「南沙諸島」の意味・読み・例文・類語

なんさ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【南沙諸島】

南シナ海インドシナ半島フィリピン諸島の間にある諸島。大部分は無人小島だが、豊富な水産資源海底油田を有する。中国フィリピンなどの周辺国がそれぞれ領有権を主張している。南沙群島。ナンシャー諸島。スプラトリー諸島

ナンシャー‐しょとう〔‐シヨタウ〕【南沙諸島】

なんさしょとう(南沙諸島)

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共同通信ニュース用語解説 「南沙諸島」の解説

南沙諸島

南シナ海のほぼ中央に位置し、100以上の島や暗礁環礁がある。英語名はスプラトリー諸島。豊かな漁場天然ガス石油が豊富とされる。南シナ海の大半の管轄権を主張する中国は礁や暗礁を埋め立て、滑走路などを建設して実効支配を強化。ベトナム、フィリピン、マレーシアブルネイ、台湾も領有権を主張し対立している。国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所は2016年7月、中国の主権を否定したが、中国は無視、軍事拠点化を加速している。1988年3月には中国軍とベトナム軍が軍事衝突、中国軍がジョンソン南礁などを占拠した。(台北共同)

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知恵蔵 「南沙諸島」の解説

南沙諸島

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