日本歴史地名大系 「南船木村」の解説
南船木村
みなみふなきむら
安曇川が琵琶湖に注ぐ河口に位置し、北は安曇川を隔てて北船木村。船木南浜とも記される。枝郷に
安曇川水運と湖上交通の結節点にあたるところから、古来より重要な位置を占めた。当村は漁業はもちろんのこと湖上交通と安曇川の筏流しにかかわった。「淡海録」によれば、三五〇石積を最大に一〇〇石積以上が一八艘、一五石から九〇石積までが五艘、船三九艘。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報