デジタル大辞泉 「占」の意味・読み・例文・類語
せん【占】[漢字項目]
1 物や場所を自分のものにする。しめる。「占拠・占有・占領/寡占・先占・独占」
2 うらなう。うらない。「占星術/神占・
[名のり]うら・しめ
[難読]
古くは、鹿の骨や亀の甲を焼いて、その時にできる裂け目や模様でうらなう方法があり、「太占(ふとまに)」「亀卜(かめのうら)」などと呼ばれた。また、「足うら」「石うら」「道行きうら」「水うら」「矢うら」「夕うら」など、いろいろな方法が行なわれた。のち、中国から筮(めどぎ)を数えて行なう卜筮(ぼくぜい)という易(えき)の方法が伝わって一般化し、神祇官、陰陽寮など官制の中でも行なわれ、路傍でする大道易者も現われた。
→「うら(占)」の語誌
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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