デジタル大辞泉 「厚岸草」の意味・読み・例文・類語 あっけし‐そう〔‐サウ〕【厚▽岸草】 ヒユ科の一年草。海岸に生え、高さ約20センチ。茎は多肉で、多くの枝が対生し、多数の節がある。節間の両側のくぼみに3個の小花をつける。秋に全草が紅紫色に変わる。北海道東部の厚岸町で発見された。谷地珊瑚やちさんご。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「厚岸草」の意味・読み・例文・類語 あっけし‐そう‥サウ【厚岸草】 〘 名詞 〙 アカザ科の一年草。北海道、四国の一部の塩水をかぶる砂地や塩性の湿地に生える。高さ一五~二〇センチメートル。主茎は直立し、多数の枝を対生。茎は濃緑色の多肉質の円柱形、葉は鱗片状に退化して関節部に対生し緑色の茎がサンゴのような紅紫色となる。北海道厚岸湾の牡蠣島(かきじま)で発見された。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例