原コウ子(読み)ハラ コウコ

20世紀日本人名事典 「原コウ子」の解説

原 コウ子
ハラ コウコ

大正・昭和期の俳人



生年
明治29(1896)年1月15日

没年
昭和63(1988)年6月25日

出生地
大阪府貝塚市

本名
原 コウ

旧姓(旧名)
志賀

別名
旧号=早茅子(サチコ)

学歴〔年〕
大阪府立泉南高女補習科〔大正5年〕卒

経歴
大正5年「ホトトギス」俳句入門欄にて原石鼎の指導を受ける。7年石鼎に嫁す。10年「鹿火屋発刊と共に編集、婦人俳句欄担当。昭和26年石鼎死去のあと主宰。49年原家の養子となった原裕に主宰を譲る。句集昼顔」「胡色」「原コウ子全句集」のほか、「石鼎とともに」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原コウ子」の解説

原コウ子 はら-コウこ

1896-1988 大正-昭和時代の俳人。
明治29年1月15日生まれ。「ホトトギス」に投句して原石鼎(せきてい)の指導をうけ,大正7年石鼎と結婚。夫が主宰する「鹿火屋(かびや)」を編集,昭和26年夫の没後「鹿火屋」を主宰した。昭和63年6月25日死去。92歳。大阪出身。泉南高女卒。旧姓は志賀。本名はコウ。旧号は早茅子(さちこ)。句集に「昼顔」「胡卉」など。
格言など】生も死も尊うとき我に石鼎忌(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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