原古志稽(読み)げんこ しけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原古志稽」の解説

原古志稽 げんこ-しけい

1401-1475 室町時代の僧。
応永8年生まれ。臨済(りんざい)宗。京都の人。阿波(あわ)(徳島県)の守護をつとめる細川家の出身。同家の菩提寺である山城(京都府)紹宏院の簡翁志敬の法をつぐ。真言密教,法相(ほっそう)もまなび,景徳寺,等持寺の住持をつとめる。応仁の乱後は阿波の桂林寺にうつった。文明7年3月15日死去。75歳。著作に「大施餓鬼集類分解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android