原担山(読み)はらたんざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原担山」の意味・わかりやすい解説

原担山
はらたんざん

[生]文政2(1819).10.18. 磐城
[没]1892.7.27.
曹洞宗の僧。江戸昌平黌儒学を学び,また医学を修めた。のち曹洞宗の僧となり,1879年東京大学の和漢文学科で仏典講義を行い,これが同大学の印度哲学科の端緒となった。 91年曹洞宗大学林 (現駒澤大学) 総監著作は『心識論』『心性実験録』など多数あり,『担山和尚全集』に収められている。

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