原狂斎(読み)はら きょうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原狂斎」の解説

原狂斎 はら-きょうさい

1735-1790 江戸時代中期の儒者
享保(きょうほう)20年生まれ。江戸で井上金峨(きんが)に折衷学をまなび,塾をひらく。晩年は禅に傾倒し,僧形となって修真道人と称した。寛政2年4月20日死去。56歳。淡路(あわじ)(兵庫県)出身。名は公逸。字(あざな)は飛卿。通称は豹蔵。著作に「学庸私衡」「原子」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android