原田三郎右衛門(読み)はらだ さぶろうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原田三郎右衛門」の解説

原田三郎右衛門 はらだ-さぶろうえもん

?-1740 江戸時代中期の農民
対馬(つしま)(長崎県)の人。陶山鈍翁(すやま-どんおう)の感化をうける。正徳(しょうとく)5年(1715)ひそかに薩摩(さつま)からサツマイモ種芋をもちかえり,対馬府中藩にねがいでて全島にその栽培をひろめる。この功績により,耕作者から徴収された運上金を藩からあたえられ,孝行芋屋の屋号をゆるされた。元文5年8月死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む