叉手草(読み)さでくさ

精選版 日本国語大辞典 「叉手草」の意味・読み・例文・類語

さで‐くさ【叉手草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. タデ科一年草本州四国、九州の原野水辺などに生える。茎には逆刺があり、高さ四〇~一〇〇センチメートル。葉は互生し有柄で三つ叉に分かれた鏃(やじり)形。両面に小形の星状毛が密生している。さや状の托葉の先はひろがって円形となり、縁に鋸歯(きょし)がある。夏から秋にかけ枝先に淡紅白色の小花が集まった頭状の花穂をまばらにつける。みぞさでくさ。〔日本植物名彙(1884)〕
  3. 植物「いしみかわ(石見川)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「叉手草」の解説

叉手草 (サデグサ)

植物。タデ科の一年草,薬用植物イシミカワ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android