石見川(読み)イシミカワ

デジタル大辞泉 「石見川」の意味・読み・例文・類語

いしみかわ〔いしみかは〕【石見川】

タデ科一年草。畑や道端などの草地に生え、茎は半ば地上をはい、逆向きのとげで物にひっかかる。葉は三角形で、托葉をもつ。秋、淡緑色小花を短い穂状につけ、果実は丸く、あい色のがくに包まれる。

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精選版 日本国語大辞典 「石見川」の意味・読み・例文・類語

いしみかわいしみかは【石見川・杠板帰・石膠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. タデ科の一年草。各地原野路傍に生える。茎はつる性で長さ約二メートルに達し、逆向きのとげがある。葉は三角形状で先が鋭くとがる。托葉(たくよう)は円いたて形で茎はその中央を貫く。秋、淡緑白色の小さい花が穂となって咲く。実は不明瞭な三つの角をもつ紫色球形で、数個かたまり、藍色の宿存がくに包まれる。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  3. 植物「つるそば(蔓蕎麦)」の誤称。〔和爾雅(1688)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「石見川」の解説

石見川 (イシミカワ)

学名Persicaria perfoliata
植物。タデ科の一年草,薬用植物

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