双眸(読み)ソウボウ

デジタル大辞泉 「双眸」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぼう〔サウ‐〕【双×眸】

両方ひとみ両眼

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精選版 日本国語大辞典 「双眸」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぼうサウ‥【双眸】

  1. 〘 名詞 〙 ふたつのひとみ。左右両方のひとみ。両眼。
    1. [初出の実例]「鬧紅繁紫溢双眸。行袖纔揺香気浮」(出典:松山集(1365頃)田家見花)
    2. 「双眸の奥から射る如き光を」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一)
    3. [その他の文献]〔万楚‐五・五日観妓〕

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普及版 字通 「双眸」の読み・字形・画数・意味

【双眸】そう(さう)ぼう

両眼。〔世説新語容止(楷)、儁(すぐ)れたる容り。一旦疾りて、困しむに至る。惠、王夷甫(衍)をしてきて看しむ。~曰く、雙眸閃閃として、巖下の電(いなづま)の(ごと)しと。

字通「双」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「双眸」の解説

双眸

1933年公開の日本映画。監督:成瀬巳喜男原作久米正雄脚本柳井隆雄撮影:猪飼助太郎。出演:岩田祐吉、田中絹代、逢初夢子、藤井貢、岡譲二ほか。

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