精選版 日本国語大辞典 「双関」の意味・読み・例文・類語 そう‐かんサウクヮン【双関】 〘 名詞 〙① 左右から閉じ合わせるように作ったとびら。二枚とびら。〔皮日休‐初夏即事寄魯望詩〕② 漢文の一体。相対する文句を、交互に照応させて、一編の文章の骨子を構造するもの。双関法。[初出の実例]「謹奉二令旨一、賦二此双関一」(出典:本朝文粋(1060頃)一一・秋尽日翫菊詩序〈紀長谷雄〉)③ 囲碁で、連続した二子が一間へだてて平行に並んでいる形。→竹節(たけふ)。〔王績‐碁詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例