デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古澗慈稽」の解説 古澗慈稽 こかん-じけい 1544-1633 織豊-江戸時代前期の僧。天文(てんぶん)13年生まれ。臨済(りんざい)宗。京都建仁寺(けんにんじ)大統院の奎文慈瑄の法をつぐ。博多の聖福寺(しょうふくじ)住持をへて,慶長10年建仁寺,13年京都南禅寺の住持。詩文,とくに聯句(れんく)にすぐれた。林羅山(らざん)も大統院で教えをうけた。寛永10年9月10日死去。90歳。信濃(しなの)(長野県)出身。俗姓は土田。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例