古礀(読み)こかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古礀」の解説

古礀 こかん

1653-1717 江戸時代前期-中期画僧
承応(じょうおう)2年生まれ。浄土宗。江戸増上寺でまなび,京都報恩寺の住職となる。画を狩野(かのう)永納にまなぶ。舜昌(しゅんじょう)編の「法然上人行状画図」を模して「円光大師伝」(詞書(ことばがき)は北向(きたむき)雲竹)を刊行。「円光大師号絵詞伝」(文は湛澄)の絵をかいた。大黒天像を得意とした。享保(きょうほう)2年5月23日死去。65歳。号は澄蓮社明誉,虚舟

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android