古高俊太郎(読み)ふるたか しゅんたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古高俊太郎」の解説

古高俊太郎 ふるたか-しゅんたろう

1829-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文政12年生まれ。梅田雲浜(うんぴん)の門にはいり,勤王の同志とまじわる。文久年間に京都で武器商をいとなむ。元治(げんじ)元年新選組に捕らえられ,連判状を発見されて池田屋事件発端となる。同年7月20日刑死した。36歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。姓は「こたか」ともよむ。

古高俊太郎 こたか-しゅんたろう

ふるたか-しゅんたろう

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の古高俊太郎の言及

【池田屋事件】より

…勢力挽回を意図した尊攘派は,熊本藩の宮部鼎蔵らが中心となり,中川宮(朝彦親王),一橋慶喜,京都守護職松平容保の暗殺を企てた。志士たちは京都に潜入して画策するが,ひそかに武器を集めていた近江出身の古高俊太郎が新撰組に捕らえられるなど,きびしい情勢が切迫していた。翌64年6月5日,吉田稔麿,北添佶摩,宮部鼎蔵ら長州,土佐,熊本などの藩士20余人が池田屋に集まり蜂起の件を謀議中,近藤勇ら新撰組数十人が襲い激しい闘いとなった。…

※「古高俊太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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