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台上葬 だいじょうそうplatform burial

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

台上葬
だいじょうそう
platform burial

樹上に台を置き,あるいは樹木を組んだ台の上に遺体を放置する葬法。乾燥葬の一種。北アジア中央アジアに広く分布し,ほかに東部インドネシアメラネシアオーストラリア,アメリカ大陸などにもみられる。アジア地区では,ゾロアスター教徒に典型的にみられるように,この葬法は天上ないし太陽に死後の世界があり,霊魂の昇天を容易にするという説がある。しかし,インドネシアやメラネシアでは,台上葬のとき舟形の棺に納める。これは舟葬とも関連し,他界を海上のかなたにあるとする観念と連なるものといえる。インドネシアでは,台上葬は複葬の第1次葬として行われることもあり,この場合,遺体の腐肉が流出したのち地下にあらためて埋葬する。台上葬にも納棺を伴うものがあり,ティモール島民ボルネオカヤン族には納棺して台上葬する例がみられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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