台笠(読み)ダイガサ

デジタル大辞泉 「台笠」の意味・読み・例文・類語

だい‐がさ【台×笠/台傘】

近世大名行列などのとき、袋に入れ長い棒の先につけて、小者に持たせたかぶり笠。
(台傘)傘袋に納めた妻折り傘。高位の人の外出の際に飾り傘として用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「台笠」の意味・読み・例文・類語

だい‐がさ【台笠・台傘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さんだいがさ(参内傘)」の略 ) 傘袋(かさぶくろ)に納めた妻折傘。主として参内の時に持参させたもの。
    1. [初出の実例]「めつらしひ殿を此屋に申入〈西虎〉 たて笠台かさ引馬に角〈西鶴〉」(出典:俳諧・飛梅千句(1679)賦何秤俳諧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む