号呼(読み)ごうこ

精選版 日本国語大辞典 「号呼」の意味・読み・例文・類語

ごう‐こガウ‥【号呼】

  1. 〘 名詞 〙 大声で呼ぶこと。叫ぶこと。
    1. [初出の実例]「此時は烏も鳴の意ぞ、号呼したるなり」(出典:史記抄(1477)九)
    2. [その他の文献]〔韓愈・孟郊‐秋雨聯句〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「号呼」の読み・字形・画数・意味

【号呼】ごう(がう)こ

大声で叫ぶ。〔三国志、魏、張遼伝〕麾下(きか)數十人を將(ひき)ゐて出づることを得たり。餘衆號呼して曰く、將軍我をつるかと。、復(ま)たりて圍みをき、餘衆を拔き出だす。(孫)人馬、皆披靡(ひび)す(勢いにおそれて避ける)。

字通「号」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android