コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

吉再 きっさいKil Chae

世界大百科事典 第2版の解説

きっさい【吉再 Kil Chae】

1353‐1419
朝鮮,高麗・李朝の学者。字は再父。号は冶隠,金烏山人。慶尚道海平の人。李穡(りしよく),鄭夢周権近(ごんきん)の門人朱子学を修め,成均博士となり教育に専心,門下注書に至ったが,老母奉養のため帰郷した。李朝になってからは,再三の招命を2王朝に出仕はできないと固辞し,善山で後進の指導にあたった。門人の金叔滋から金宗直,金宏弼,趙光祖への士林の学統が成立した。著書に《冶隠集》がある。諡号(しごう)は文節

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の吉再の言及

【儒教】より

…しかし王朝体制が整備されるや,代わって体制維持に奉仕する修己=道学の朱子学が尊重されるのは自然の勢いであった。この方面の朱子学は王朝交代直前に官を辞して郷里の慶尚道(嶺南)に帰った吉再が先鞭をつけていた。彼は新王朝の太常博士の職を二王に仕えずと拒絶し,講学と後進養成に専念した。…

※「吉再」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

吉再の関連キーワード山林儒生狩野山楽朝鮮文学

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android