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吉原俄 ヨシワラニワカ

大辞林 第三版の解説

よしわらにわか【吉原俄】

吉原遊郭中の稲荷祭などで郭くるわの芸人・禿かむろ・若い衆などが行なった即興寸劇。明和(1764~1772)~天明(1781~1789)頃盛んで、毎年八月に行なった。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の吉原俄の言及

【茶番】より

…〈立茶番〉は〈俄(にわか)茶番〉ともいい,鬘(かつら)や衣装をつけて芝居もじりのユーモラスな寸劇を演ずるもので,上方の〈〉と同じようなものであった。江戸では享保(1716‐36)のころに,すでに吉原の九郎助稲荷の祭礼に〈吉原俄〉が催されており,茶番に類した遊びの歴史はかなり古い。天明期における8月の〈吉原俄〉は江戸でよく知られた。…

【俄】より

…現在大阪俄は1981年に最後の俄師ともいわれた2代目一輪亭花咲が没したあと,落語家の露乃五郎が3代目を継いで保存に努めている。 江戸の吉原俄は1923年の関東大震災以降衰滅したが,九州の福岡,熊本,佐賀などには現在も細々と残されている。俄の特徴の一つに,方言だけを用いることが挙げられるが,九州各地の俄も,それぞれのお国言葉で行われる。…

※「吉原俄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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