吉岡範策(読み)ヨシオカ ハンサク

20世紀日本人名事典 「吉岡範策」の解説

吉岡 範策
ヨシオカ ハンサク

明治・大正期の海軍中将



生年
明治2年5月(1869年)

没年
昭和5(1930)年3月19日

出身地
肥後国(熊本県)

学歴〔年〕
海大卒

経歴
肥後熊本藩士の長男に生まれる。海軍兵学校を卒業し海軍少尉となる。日清戦争では軍艦・浪速の分隊士として東郷平八郎艦長の下に出征日露戦争では出雲砲術長として日本海海戦に従軍。日独戦には浅間艦長として南洋諸島に参戦した。のち金剛艦長、大正6年教育本部第2部長、8年第1艦隊参謀長を経て、10年中将、砲術学校長となり、12年将官会議議員などを歴任、海軍砲術家として知られた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉岡範策」の解説

吉岡範策 よしおか-はんさく

1869-1930 明治-大正時代軍人
明治2年5月生まれ。日清(にっしん)戦争,日露戦争などに従軍。第一艦隊参謀長,砲術学校長などを歴任し,海軍砲術家として知られた。海軍中将。昭和5年3月19日死去。62歳。肥後(熊本県)出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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