吉田又市(1)(読み)よしだ またいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田又市(1)」の解説

吉田又市(1) よしだ-またいち

?-1836 江戸時代後期の陶工
対馬(つしま)(長崎県)志賀焼桟原(さじきばら)家の養子となり吉蔵(きちぞう)と名のった。吉田又市は通称。文化のころ高麗(こうらい)茶碗ににせたものや,染め付けなどをつくった。銘は志賀。天保(てんぽう)7年6月5日死去。対馬出身。本姓は阿比留。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例