20世紀日本人名事典 「吉田朋吉」の解説 吉田 朋吉ヨシダ トモキチ 明治・大正期の機械技術者 生年嘉永7年4月29日(1854年) 没年大正15(1926)年5月9日 出生地加賀国金沢仙石町(石川県) 学歴〔年〕東京大学工学部機械工学科〔明治13年〕卒 学位〔年〕工学博士〔大正4年〕 経歴加賀藩士の三男に生まれ、明治26年分家して独立する。幼時より金沢藩の明倫堂で和漢学を修め、6年上京して共慣義塾に、7年開成学校に入る。10年東京大学に入学し、13年卒業。印刷局を経て、20年鐘淵紡績技師となり、25年インド・欧米に出張、各国の紡績事業などを視察する。26年から芝浦製作所技師長を兼任した。32年鐘淵紡績を退社後も、鈴木鉄工部、桜機械製作所などで各種機械の製作に従事した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田朋吉」の解説 吉田朋吉 よしだ-ともきち 1854-1926 明治-大正時代の機械技術者。嘉永(かえい)7年4月29日生まれ。開成学校などをへて,東京大学を卒業。印刷局をへて明治20年鐘淵紡績技師となり,26年から芝浦製作所技師長を兼任した。32年鐘淵紡績を退社,各種機械の製作に従事した。大正15年5月9日死去。73歳。加賀(石川県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by