日本歴史地名大系 「名立小泊村」の解説
名立小泊村
なだちこどまりむら
海岸際を走る北陸道に沿い、北東は難所宮地事」とある。竹内家は名立神社の社家である。永禄四年(一五六一)と思われる八月二九日の長尾政景宛上杉輝虎条書(上杉家文書)によれば、蘆名盛氏・大宝寺義増に対し、
名立小泊村と名立大町村は時として名立村にまとめられて一村扱いとなり、正保郷帳では名立村は高二七二石余、元禄郷帳・天保郷帳でも高は異なるが同じ扱いである。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報