名草台遺跡(読み)なぐさだいいせき

日本歴史地名大系 「名草台遺跡」の解説

名草台遺跡
なぐさだいいせき

[現在地名]玖珠町森 名草など

玖珠川右岸、玖珠盆地北側の広い台地上にある弥生時代から古墳時代にかけての墳墓集落の遺跡。一帯畑地では古くから箱式石棺がたびたび発見され、玖珠盆地最大の石棺群として知られていた。昭和二九年(一九五四)遺跡の一角で一八基の石棺が発掘調査されて、うち二基の石棺と一基の合せ口甕棺が弥生時代のものとされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android