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呂蓮 ロレン

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デジタル大辞泉の解説

ろれん【呂蓮】

狂言。僧に出家を勧められて髪を剃(そ)り、呂蓮と名づけてもらった亭主が、女房にしかられて気が変わり、二人で僧を追い出す。

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大辞林 第三版の解説

ろれん【呂蓮】

狂言の一。旅僧の教化を聞いてふと出家を思い立った男が、妻にも相談せずに頭を丸め、呂蓮と名を付けてもらうが、これを知った妻は驚いて夫を責め、怒りを旅僧に向ける。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

呂蓮
ろれん

狂言の曲名。出家狂言。旅僧(シテ)が一夜の宿を請うと、快く迎え入れたその家の主人は、僧の教化(きょうげ)を聞き、出家したいといいだす。妻や一族にも了解済みとのことなので、主人の頭を剃(そ)り、予備にもっていた衣まで着せてやる。さて、名をつけてほしいと頼まれ、いろは手本を見ながら、い蓮坊、よた蓮坊などと口ずさむが主人の気に入らず、やっと呂蓮坊に落ち着く。ところが、そこへ食事を運んできた妻が驚き、なぜ出家したと責めたてると、主人は旅僧の勧めでなったと言い訳する。あと、大蔵(おおくら)流では夫は先に逃げてしまい妻が旅僧を追い込むが、和泉(いずみ)流では夫婦で旅僧を倒し連れ立って入っていく。宿の主人のふと出家したくなる遁世(とんせい)への願望に中世的人間像が感じられる。[小林 責]

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