命限(読み)いのちかぎり

精選版 日本国語大辞典 「命限」の意味・読み・例文・類語

いのち‐かぎり【命限】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 生き長らえる間。寿命がある間。〔易林本節用集(1597)〕
  3. ( 副詞のように用いて ) 生命の続くだけ。全力をふりしぼって。いのちぎり。いのちのかぎり。
    1. [初出の実例]「敵何万騎寄せたりとも、いのちかぎり腕限り」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一)

いのち‐ぎり【命限】

  1. 〘 名詞 〙いのちかぎり(命限)
    1. [初出の実例]「みかさにあひそめ、何事も命(イノチ)ぎりと申あはせて」(出典浮世草子好色一代男(1682)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「命限」の読み・字形・画数・意味

【命限】めいげん

寿命。

字通「命」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android