和光院(読み)わこういん

日本歴史地名大系 「和光院」の解説

和光院
わこういん

[現在地名]内原町田島

田島たじま台地の北寄りにあり、境内銀杏大木がある。真言宗智山派。伝灯山と号し、本尊は延命地蔵尊。

和光院過去帳(和光院文書)によると開山は野口宥怡、発願は永正八年(一五一一)。鹿島郡神生かのう(現在地不詳。神生は後の茨城郡常葉村、現水戸市)に創建され、のち水戸城外(現水戸市北見町付近)に移ったと伝える。中世には水戸周辺に勢力を張った江戸氏(藤原氏の一派)の保護を受けて隆盛を誇ったといわれ、同過去帳は当時の重要な史料である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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