和田呉山(読み)わだ ござん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和田呉山」の解説

和田呉山 わだ-ござん

1800-1870 江戸時代後期の僧,画家
寛政12年生まれ。森徹山(てつざん)の門人。42歳のとき師と妻に死別,仏門にはいり月心とあらため,空相と号した。のち京都西賀茂神光院の住職白衣(びゃくえ)観音像,地蔵菩薩(ぼさつ)をえがき,人にあたえた。明治3年8月21日死去。71歳。大坂出身。俗名弘毅通称は房吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android