20世紀日本人名事典 「和田山蘭」の解説 和田 山蘭ワダ サンラン 明治〜昭和期の歌人 生年明治15(1882)年4月6日 没年昭和32(1957)年1月13日 出生地青森県北津軽郡松島村(現・五所川原市) 本名和田 直衛 学歴〔年〕青森師範〔明治36年〕卒 主な受賞名〔年〕東奥賞〔昭和31年〕 経歴師範時代から作歌をはじめ金子薫園に師事。24歳の時、同郷の加藤東籬とともに短歌結社・蘭菊会を結成。のち若山牧水に師事して「創作」に参加。加藤らと東北新社を興し、活版印刷歌誌「東北」を発行。大正2年上京して教員生活に入り、3年処女歌集「落日」を刊行。他の歌集に「酒壺」「きさらぎ」「松風」「津軽野」などがある。また書家としても知られた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和田山蘭」の解説 和田山蘭 わだ-さんらん 1882-1957 明治-昭和時代の歌人,書家。明治15年4月6日生まれ。歌を金子薫園に,書を岡山高蔭にまなぶ。若山牧水の「創作」の同人。書は大字の仮名を得意とした。大正時代は小学校教員をつとめる。昭和32年1月13日死去。74歳。青森県出身。青森師範卒。本名は直衛。別号に雨晴主人。歌集に「落日」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例